Ran→Sem~白濁デルモ妻のミイラ捕り~



 
  ブランド   Guilty+
  ジャンル   アドベンチャー
  原画   相川 亜利砂
  シナリオ   北都 凛
  対応OS   Windows XP / Vista / 7
  CPU   Intel PentiumIII:1.0GHz以上(Pentium4:1.3GHz以上推奨)
  メモリ   256 MB以上(Vista/7 は 512MB以上)
  動作条件   800x600以上の解像度 ハイカラー以上(フルカラー推奨)
  DirectSound対応のPCM音源
  DirectX8.0a以降



「私、Rikoは本日をもってモデルを引退し、主婦になります」

『一ノ瀬 莉子 "Riko Ichinose" 26歳』

元カリスマファッションモデルだった、セレブ妻。
現役時は“Riko”の名で、「孤高」「気高い」という言葉の似合うクールで知的な印象から女性に人気のファッションモデルだった。
現役当時、モデル以外の雑誌の仕事、TV、CM出演を殆どしなかったことも起因して
男性の間では「“Riko”の名前は知っている」ぐらいの知名度だったが、
女性ファンの間ではそのストイックな姿勢も受け、カリスマ性を高めていた。
しかしモデル業と両立していた大学卒業後、モデル絶頂期の23歳で結婚、そして引退。
その鮮やかすぎる引退劇がテレビのニュースにも取り上げられたのも、もう3年前。
彼女は今も引退時に言った言葉に責任を持ち、専業主婦を続けている。

家を守る主婦。その生活に不満はなかった。
しかし、モデルをしていた頃のような充足感は得ることができないでいた。
若いうちから自分で考えて仕事をこなし、トップモデルにまで昇りつめたその矜恃、
プライドを未だに持ち続けながら……。

「壁は自分の力で乗り越えるもの。
 それがトップモデルと呼ばれるまで頑張ってきた私の、
 引退しても、主婦になっても変わらない矜恃」

そんな莉子の生活が慌ただしくなってきたのは、姉として、
そして時には亡くなった母親代わりとして接してきた妹、
杏奈がグラビアアイドルとしてデビューしてからだった。

『一ノ瀬 杏奈 "Anna Ichinose" 18歳』

姉とは違って極度の引っ込み思案の女子校生。
彼女にとって姉は憧れの存在でありながらも、いつも比較され、
自分が矮小に思えてしまうコンプレックスの対象でもあった。
自分の殻を破りたいと考えた杏奈は、姉に反対されても意地を張ってグラビアアイドルとしてデビューする。
しかし、なかなか仕事を上手くこなせず悩んでいた。
そんなとき、杏奈が出会ったのは自己啓発セミナー『ビリーブズ・ラボ』だった。
街でもらったティッシュのキャッチに彼女の心は奪われる。

「ビリーブズ・ラボの自己啓発セミナーを受けるだけで
 アナタの可能性を無限に広げることができます」

入会を姉に相談するも“壁は自分の力で乗り越えるもの”という矜恃を持つ莉子は、もちろん反対した。
莉子には自己啓発セミナーという存在自体が胡散臭いものに思えたのだ。
しかし杏奈の自分を変えたいという思いは強く、莉子には内緒でビリーブズ・ラボへ入会し、姉に嘘を吐きながら通いつめるようになる。
そしてとうとう、家に戻らなくなってしまう。

「あの子はきっと、あの自己啓発セミナーに嵌っている。
 私が連れ戻さないと」

妹が自分に嘘を吐いてまでビリーブズ・ラボに入会したことを突き止めた莉子は、
ラボへ出向いたが追い返され、公的機関へ助けを求めても事件性がないということで協力を得られなかった。

莉子には妹を自分の手で奪回しなければならない、彼女なりの理由があった。
今の彼女の父親は、亡くなった母親が再婚した義父である。
莉子と彼女の母親、そして杏奈が不自由のない生活を過ごすことが出来るようになったのは、
その義父のお陰でもあった。だから感謝もしている。
しかし、中一のときに新しい父親が出来た莉子はどうしても義父に甘えることが出来なかった。
輸入家具を取り扱う会社社長である義父とともにイタリアへ赴いている夫・航平にも、
妻が夫の仕事の邪魔をしてはいけないという思いが強く、相談出来なかった。
なにより彼女にとって、この世で血の繋がった人間は杏奈しかおらず、
そのことが自分の手で妹を連れ戻す、という思いを強くさせていた。

再び、ビリーブス・ラボが入っている雑居ビルを訪れた莉子は一人の女性と出会う。

『葛木 尚美 "Naomi katsuragi" 29歳』

フリールポライターをしている尚美は、ビリーブズ・ラボを調べているという。
しかし、彼女がラボを調べている本当の理由はビジネスライクなものではなく、
結婚を約束しているフィアンセがセミナーに入り、戻ってこないことにあった。
彼女も莉子と同じ境遇、そして愛する人を取り戻す手段に行き詰まっていたが、
尚美はその先を考えていた。

「私ね、ビリーブズ・ラボに潜入するつもりなの。
 彼に会わせてもらえないなら、自分が入会するしかないもの。
 ねえ、莉子さん。あなたも……一緒に潜入する気はない?」

果たして二人が出した答えは、偽装免許証を作り、身分を詐称して自らビリーブズ・ラボへ入会し、
そこにいるであろう妹とフィアンセを連れ戻すことだった。
莉子は母親の旧姓名『佐久間 早智子』を名乗ることにした。
それは、元ファッションモデルの“Riko”であることを隠す意味もあったが、
セミナーに嵌っているであろう妹へのメッセージ代わりでもあった。
そしてセミナーを受講する理由を「強い性欲を治すため」とした。
それは杏奈と尚美のフィアンセが、なぜか性欲抑制クラスに居るとの情報を尚美が持っていたからだ。

身分を偽って尚美とともに『性欲抑制クラス』面接までこぎ着けた莉子は
面接時に驚くべき質問をされる。

それは、性欲が強いと思う場面、オナニーの頻度、そのオナニーのネタ、道具使用の有無……等々。
本来、性欲が強くなくセックスに対しても淡泊であり、そしてプライドの高い莉子にとってそれらの質問は、屈辱的な物ばかりで思わず、声を荒げてしまう内容だったが……。

「これは性欲抑制クラスか一般クラスかを見極めるための
 大切な面接です。なにか問題がございましたか?」

「ご自分で性欲が強いと思いこんでいるだけの方も
 いらっしゃるのです。そういう方たちには
 一般クラスに入っていただいております
 無理に性欲抑制クラスに入る必要はないんですよ」

と、面接官からやんわりとコース替えを打診されると莉子は、
素直に答え、性欲の強いフリをするしかなかった。
なぜなら、妹が今いるのは性欲抑制クラスだから……。

莉子がフリをすることを改めて決意すると、質問はさらに突っ込んだものになってくる。

「例えば不特定多数の男性に身体を蹂躙される場面を想像して、
 という方もいらっしゃいますよ。奥さまの場合はどうです?」

「では、性を抑制するのではなく、その性を思い切り解放して
 みたい。たとえば日中、町中で全裸になってオナニーしたいと
 思ったりしたことはありますか」

「では、見ず知らずの大勢の男性たちに囲まれて、
 精液をかけられたいと考えたことはありますか?」

「では、大勢の男性に次々と挿入されたいと
 考えたことはありませんか?」

元トップモデルの自分がそんな質問を浴びせられることに屈辱をおぼえながら、
莉子はなんとか嘘を吐き通し、そのすべてを肯定する。
その甲斐あって彼女は性欲抑制クラスに入ることが出来る。

しかし莉子は、尚美、そして男性受講者とともに受ける性欲抑制クラスの最初の講習でさらに驚くことになる。
共に潜入した葛木尚美曰く、催眠効果のあるというアロマオイルを嗅がされ、
催淫誘導効果があるという薬を服用をさせられた後、
ラボが『導き手』と呼ぶセミナー講師・梶朋之は言った。

「まずはご自身を解放すること。
 そしてご自身をリセットすること。
 そこから、本当のあなたが始まります。
 つまり抑えてしまっている性欲を思いきり解き放つのです」

「ご自身の性欲を解放すること。まずは全てを解放して
 リセットするのです。ゼロになった状態で、
 今度は性欲を抑える手段を身につけます」

果たして莉子は受講することになる。
自己啓発"Seminar" ビリーブズ・ラボがモットーとする
『能動的自己解放』に基づいた爛れたセックス講習を――。

(っく……愛する夫もいる、元トップモデルの私が、
 どうしてこんな真似を……。
 やめて! お母さんの名前を呼ばないでっ!)